無題ドキュメント

球磨川ツアーレポート
大阪のえりちさんよりツアーレポートをいただきました！臨場感溢れるレポートありがとうございます。

レポーター：えりちさん

『シーカヤックキャンプツアー』を申し込んでいた。
頭の中では『じぇ～い島』を思い描きながら、福岡にやって来た。
やって来た・・・そう、大阪から。わざわざ。

夏、ペンギーノと出会い、ペンギーノに感染してしまったらしい。
わざわざ北海道や沖縄に出かけてカヤックする人は多いが、
わざわざ福岡に出かけてカヤックする人は・・・多いか？

この秋、ペンギーノにやって来た一番の楽しみが『キャンプツアー』。
ツーリングの機会はあっても、キャンプとなるとそう多くはない。
その、未知の世界をどうしても体験したかった。

もひとつの目標・・・いや、願いもあった。　ロール。
何日も何百回も、練習しても練習しても、回っても回ってもできなかったロール。
自分で出来なきゃ絶対に分からない、その未知の世界もどうしても体験したかった。

そして、再来した福岡でやっとひとつの願いが叶う。
そう、ロールができた！！！
ペンギーノ流テンション高いスクールの成果だ！！！

さぁて、あとはキャンプツアーだ。
どんなだろう？朝起きたら凄い風で帰れなくなったりもするのかなぁ？
近頃、風が強くなってきたからな。と、そこへ・・・

「ツアー、川にしましょう。海は今、天候が安定しないから。
それに、せっかくロールできたから、実践でチャレンジしてみましょっか。」

ちと残念。が、自然相手のこと。素直に「はい」
けど、ロール・・・？実践・・・？
こ、こりゃ、キャンプより脅威だ・・・。

快晴！ピーカン！絶好のカヤック日和！球磨川・・・凄い流れだ・・・なんてパワーがあるんだろ！！！　　怖いやん・・・川岸に立った。みんな楽しそう・・・だったと思う。それどころじゃない。だって、ロール？ウソだ。冗談だ。だって、流れてる。川だから当然だ。でも、ロールできずに流されたらどうすんだ？「できるだけ沈・脱艇は無し。最後まで諦めない！ほら、せーの・・・」・・・できた。ほっ・・・。もう、これで十分だ。瀬の中では絶対したくない。出来ない。出来ないに違いない。怖い。『頭冷やしてこい！』とよく言うが、その通りだった。ロールして頭冷やしたら、少しリラックスした気がする。でも。　　初リバーカヤック。初ホワイトウォーター。みんな、スターンを刺してクルンクルン回転している。波乗り？フェリーグライド？エディイン？下るだけで必死なのに。
	「よし、ロール！」？？？なんでここで？？？と、ロールしてしまう。「はい、ロール！」？？？沈してないのに？？？と、ロールしてしまう。アカン。頭で考えるより先に、体が勝手にロールしてしまう。こりゃさらにペンギーノ症状が進行したか？でも、だんだん嬉しくなってきた。とうとうキレたか。気付くと、瀬で沈したときも必死でロールチャレンジしている自分が居た。緊張や恐怖心も、度が過ぎると喜びに変化していく・・・タイプだった。瀬音が怖い！落差が怖い！岩が怖い！怖い！怖い！怖い！目が泳ぐ・・・焦点が定まらない・・・それっくらい怖いのに、おかしい。本当に、だんだん楽しくなってきた。流れの緩やかな場所で、勝手にロールしてる。号令も無いのに。
すべり台？ジャンプ？艇を横並びに繋げて瀬を越える？信じられない！ウソや！アホや！そうブツブツ言いながら、勝手に体が動く。とっても笑顔。満面の笑顔。笑顔のままで顔が硬直してしまったように笑顔。
	自然相手の遊びは、どちらにしろ常に危険と隣合せ。だからこそ、ペンギーノツアーは安全への気配りにも余念が無い。そこがまた、ペンギーノにハマル理由なのかも知れない。みんなで楽しくレスキューごっこ。これも、やってるかやってないかで、いざって時の覚悟も違う。下見をしたり、フォロー体制を常にとってくれている。そんな姿が見えるから、ビビッテもまたさらに進みたくなってしまうんだ。次へ、また次の瀬へ・・・てね。アカン。さらにハマッてしもてる。
『味里』での夕食も感動モノ。「肉がダメなので・・・」と伝えていたら、スンゲェ！！！天然鮎のオンパレード！！！煮付け、から揚げ、塩焼き・・・しかも、巨大！超ビッグサイズ！鮎を食べているのか、鮎に食べられているのか？？？とにかく、おいしい！なんて幸せなんだろう？おかあさんの明るくて暖かい笑顔は、お腹だけじゃなくって心も幸せにしてくれた。
	川岸での焚き火。なんて明るい月夜だ。ランプが要らない。火のパチパチって音、川の流れる音。そんなＢＧＭの中、ぐっすり眠った夜。
たった２日間にどんだけたくさんの感覚、感動を体験したろう？ビビッて緊張しすぎて口から心臓が飛び出しかけてたスタート。楽しくて、充実して、感動して、幸せいっぱいで、ホントは迎えたくなかったゴール。行って良かった。本当に良かった。いいよね。球磨川。いいよね。ペンギーノ。迎えたくなかったゴールは、実はスタートにもなっていた。また、行きたい。球磨川キャンプツアー。それまでに、も少しホワイトウォーターをやってみよう。シーカヤックキャンプツアーも行きたい！・・・ので、バージョンアップして、また行くぞ！

快晴！ピーカン！絶好のカヤック日和！球磨川・・・凄い流れだ・・・なんてパワーがあるんだろ！！！　　怖いやん・・・川岸に立った。みんな楽しそう・・・だったと思う。それどころじゃない。だって、ロール？ウソだ。冗談だ。だって、流れてる。川だから当然だ。でも、ロールできずに流されたらどうすんだ？「できるだけ沈・脱艇は無し。最後まで諦めない！ほら、せーの・・・」・・・できた。ほっ・・・。もう、これで十分だ。瀬の中では絶対したくない。出来ない。出来ないに違いない。怖い。『頭冷やしてこい！』とよく言うが、その通りだった。ロールして頭冷やしたら、少しリラックスした気がする。でも。　　初リバーカヤック。初ホワイトウォーター。みんな、スターンを刺してクルンクルン回転している。波乗り？フェリーグライド？エディイン？下るだけで必死なのに。
	「よし、ロール！」？？？なんでここで？？？と、ロールしてしまう。「はい、ロール！」？？？沈してないのに？？？と、ロールしてしまう。アカン。頭で考えるより先に、体が勝手にロールしてしまう。こりゃさらにペンギーノ症状が進行したか？でも、だんだん嬉しくなってきた。とうとうキレたか。気付くと、瀬で沈したときも必死でロールチャレンジしている自分が居た。緊張や恐怖心も、度が過ぎると喜びに変化していく・・・タイプだった。瀬音が怖い！落差が怖い！岩が怖い！怖い！怖い！怖い！目が泳ぐ・・・焦点が定まらない・・・それっくらい怖いのに、おかしい。本当に、だんだん楽しくなってきた。流れの緩やかな場所で、勝手にロールしてる。号令も無いのに。
すべり台？ジャンプ？艇を横並びに繋げて瀬を越える？信じられない！ウソや！アホや！そうブツブツ言いながら、勝手に体が動く。とっても笑顔。満面の笑顔。笑顔のままで顔が硬直してしまったように笑顔。
	自然相手の遊びは、どちらにしろ常に危険と隣合せ。だからこそ、ペンギーノツアーは安全への気配りにも余念が無い。そこがまた、ペンギーノにハマル理由なのかも知れない。みんなで楽しくレスキューごっこ。これも、やってるかやってないかで、いざって時の覚悟も違う。下見をしたり、フォロー体制を常にとってくれている。そんな姿が見えるから、ビビッテもまたさらに進みたくなってしまうんだ。次へ、また次の瀬へ・・・てね。アカン。さらにハマッてしもてる。
『味里』での夕食も感動モノ。「肉がダメなので・・・」と伝えていたら、スンゲェ！！！天然鮎のオンパレード！！！煮付け、から揚げ、塩焼き・・・しかも、巨大！超ビッグサイズ！鮎を食べているのか、鮎に食べられているのか？？？とにかく、おいしい！なんて幸せなんだろう？おかあさんの明るくて暖かい笑顔は、お腹だけじゃなくって心も幸せにしてくれた。
	川岸での焚き火。なんて明るい月夜だ。ランプが要らない。火のパチパチって音、川の流れる音。そんなＢＧＭの中、ぐっすり眠った夜。
たった２日間にどんだけたくさんの感覚、感動を体験したろう？ビビッて緊張しすぎて口から心臓が飛び出しかけてたスタート。楽しくて、充実して、感動して、幸せいっぱいで、ホントは迎えたくなかったゴール。行って良かった。本当に良かった。いいよね。球磨川。いいよね。ペンギーノ。迎えたくなかったゴールは、実はスタートにもなっていた。また、行きたい。球磨川キャンプツアー。それまでに、も少しホワイトウォーターをやってみよう。シーカヤックキャンプツアーも行きたい！・・・ので、バージョンアップして、また行くぞ！